2005年10月29日

オリバー・ツイスト

東京国際映画祭の特別招待作品
「オリバー・ツイスト」を見てきました。
「戦場のピアニスト」の監督ロマンポランスキーの最新作です。
(日本ではお正月公開だそうです。)

映画祭のチケットなんぞを私が自分で買うわけもなく。

ある日仕事をしていると背後に人の気配がしたので振り向くと
ドイツ人の同僚が立っていて、チケットを私に向かってピラピラさせていました。
「買って。買って」と。

曰く、行きたかったんだけど奥さんが乗馬したいって
言うから行けないらしい。
1800円のところを1,000円にしてくれるって言うから買ったけど
チケット1枚じゃん。。。
「なんで1枚だけなの?2枚ないの?」という質問には答えてもらえなかった。

このドイツ人、コンピュータオタクでめちゃくちゃ面白く、
日本語もかなり上手いんだけど、話がめんどくさくなると
日本語わかんないフリをする傾向が・・・ww

まぁ、兎にも角にも行って来ました、オーチャードホール。
「オリバー・ツイスト」は昔の映画で見たことある。
途中に休憩はさむやつ。
ディケンズの原作は長いから途中放棄。

ロマン・ポランスキー版「オリバー・ツイスト」は
19世紀ロンドンの町並みが生々しく再現されていたのが印象的。

オリバーをとりまくフェイギンとサイクスという大人の描写も
しっかりとされている。(ベン・キングスレーが熱演!)

がしかし、昔の映画で一番面白かった救貧院やスリの場面は
大幅に省略されていました。

オリバー役の子役の、なんつーかこう、
「不幸と繊細さ、上品さを生まれつき身にまとってます」
な雰囲気はピッタリ。

でも見終わってみると、オリバーというキャラクターが
半透明のままなんです。
そりゃ純粋ですよ。素直ですよ。下品な言葉も使いませんよ。
お顔もキレイですよ。

でも、それだけでなんで、オリバーだけを皆が特別扱いするのか。
スリ集団で頑張ってる子供たちのほうがよっぽど「生きてる」わけです。
生き残ることに一生懸命で、いつか大金持ちになってやろうと思っている。

オリバーなんて、すぐ泣くし気絶するし病気するし。。
ストーリー紹介には「ひとりの少年が幸せをつかむまで」と書かれてるけど
わりと流されて生きているオリバーくん。

「大人しくて純粋でキレイな子供」が最後に報われる話というものに
面白みを感じないのは、私が「タッチ」の南ちゃんがキライなのと
同じなのかもしれません。

幸せは自分の力でつかみとれ!!!


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posted by め at 23:00| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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