2005年04月28日

パラノイアになれるか。

今週はじめ、トレンドマイクロがやらかしてしまいましたね。

中断に次ぐ中断で7時間を超えた会見時間。
想定問答集はどうなっていたのか???
情報はきていたのか??

広報としては気になるところです。

ウィルス対策メーカがウィルスをばら撒くなんて、
人の生き死に関わる問題ではないとはいえ、とんでもない話。

こういう時の広報対応については、考えさせられてしまいます。

パターンファイルの名称と合わせたCEO報酬「594円」
の話
もなんだかなぁ、、、というかんじ。
今回の教訓を忘れないため、ということらしいけど、
もっと社員皆の記憶に残るようなことしたほうがいいんじゃないの?
中途半端なことしてるなー、と思います。

教訓を忘れないため繋がりで、インテルのことを思い出しました。

10年以上前、インテルで製造するチップに何億分の1の
確立で異常を起こすチップが1つ見つかり、全製品を回収。
すぐに、全世界の社員へアンディ・グローブの
Bad companies destroyed by crisis,
Good companies survive them,
 Great companies are improved by them

という言葉が書かれた、問題のチップを複製したキーホルダーを
配布したらしいです。

Only paranoid can survive」とは同じくA.グローブの名言ですが
トレンドマイクロは今後、パラノイアになるくらい改善に
努めないと信頼回復できないでしょう。
危機対応にこそ会社の真価が問われる、と最近の一連の不祥事を
見て実感します。

(とある会で書いたメールをそのまま使ってしまいました)
posted by め at 20:36| パリ | Comment(2) | TrackBack(2) | 仕事とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
元インテルです。
入社したらすぐにこの問題が発覚し、何もわからない中で担当の一人にさせられました。

・思い起こせば恐ろしく対応が早かったです。ともすればかなりビジネスに致命的な打撃をもたらす可能性もありましたしね。

・問題の回答ができそうな人はコールセンターに招集されました。想定問答、FAQも早かったです。

結果対応がよかった割には世間のバッシングは少なく、大丈夫でした。すごいのはその後。

僕もこのキーホルダーもらったかも。表彰もされました。社員のモチベーションを逆に上げるきっかけにするあたり、恐るべし会社と思いました。

そして、数億分の1ミリ単位の世界でパソコンの心臓を製造し、今だ大きな問題がない世界一のメーカーでもありエキセレントカンパニー。すごい会社だと思います。

アンディが言ってるように、会社はパラノイアになるぐらいに顧客サービスに努めないといけないと思います。消費者は会社が思うよりもっとパラノイアですから。情報も瞬時にいきわたる中、そんなに簡単なものではなくなってきていると思います。自戒も込めてコメントさせていただきました。
Posted by ごーりん at 2005年04月30日 10:29
ごーりんさん、コメントありがとうございます。
インテルにいらっしゃったのですね!
すばやく情報を開示して、できる限りの対策を打ち出す。失敗を忘れないよう全員に提示する。
逆境を長期的にプラスに変えた、素晴らしい例だと思います。
JR西日本といいジョイポリスといい、こういうときに
その企業の文化や底力が露見しますね。
Bad companies destroyed by crisis,
Good companies survive them,
Great companies are improved by them

…まさに! だと思います。
Posted by め at 2005年04月30日 20:24
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