金森穣さんの公演「ノマディック・プロジェクト」を見た。
朝日芸術大賞を受賞した公演の、再演。
初演のときは有名なダンサーもメンバーに入っていたし
あまりに完成度が高かったので、
これがnoismによって再演されたらどうなるんだろう??
とちょっと不安に思っていた。
でも、、、、、、、、
結果から言うと、すごく良かった!!!!!
もう、単純に動きが面白いし、圧倒された★
難しいこと考えず、目の前で繰り広げられる空間に惹きつけられた。
よくダンスをやっていて言うのだけれど、
再演は初演より良くなくては、同じだけの評価は得られない。
再演する=同じものをやればいい、のではない。
それでは観客に感動を与えられない。
今回の作品、初演時とは振付も衣装も演出にも変化が。
作品の根幹は一緒なんだけど、まさに「進化」していた。
そしてダンサー達も。
この約1年間、さまざまな作品を一緒に踊っているだけあって
カンパニーとしてまとまりが出てきていた。
元来技術の高いカンパニーだったのだろうけれど、
それがちゃんと相乗効果になっていた。
男性ダンサーの魅力的なこと!!!
日本人ダンサーも頼もしくなったなー。
従来のナルちゃん(ナルシスト)ばかりじゃなくなった。
最近ではすっかりダンスから離れている私ですが、
しなやかに力強く踊るダンサーを見ていたら
気持ちがひきしまりました。
穣さん率いるNoismの今年の予定にもビックリ、で
またまた楽しみだ!
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